ひつまぶし、一文字変えると暇つぶし。
言葉遊びが大好きな国民性か、ひつまぶしが話題に出ると大抵誰かしらが口にするジョーク。「つ」と「ま」を入れ替えるだけで別の言葉になってしまうのは確かに面白いし、そういうところも日本語の魅力だとは思う。でも正直な話、これはもう手垢ベッタベタ。特に名古屋の人なんかは、だいたい聞き飽きて辟易してると思う。ドヤ顔で「ひつまぶしで暇つぶし」とか言っても「はあ」とかしか返ってこないこと請け合い。ていうかちょっとしたごちそうであるひつまぶしを暇つぶし扱いすること自体、ひつまぶしに失礼。奢ってもらってるとかなら余計にね。言っていいのは、気前よく部下にひつまぶしを奢るときとかなんじゃなかろうか。「ひつまぶしをお前たちに奢ることくらい俺にとっては造作もないぞ」的なね。それならカッコいいと思う。ということでひつまぶし奢ってください上司。
貴様の靴に落書き完成
アナグラムっていう言葉遊びがある。さっきの「ひまつぶし」と「ひつまぶし」みたいに言葉の文字を入れ替えて別の言葉にする遊びで、なかなか奥が深いものがあるから紹介するね。
「菊の季節に桜が満開」菊の花が咲くのはだいたい10月ごろの話なので、その時期に桜が咲くとなると割とすごめの天変地異。盆と正月が一緒にやってきた感じ。この文章をぜんぶひらがなにして、さらに文字の順を入れ替えると「貴様の靴に落書き完成」となる。天変地異の話から一転、かなり強火の嫌がらせの話に。しかも「貴様」呼びときた。靴の持ち主になんか恨みでもあるんだろうか。「完成」ってくらいだから、かなり気合の入った落書きっぽいし。でもこれ、靴の持ち主からの報復は免れないよね。靴に画びょう入れられたりするんじゃないかな。憎しみは憎しみしか生まない。悲しいことだね。
学生寮は汚い
アルファベットは母音と子音が分かれているから、英語のアナグラムは自由度が高い。実はアルファベットって、アナグラムを作るためにできた文字なんじゃないかと思うくらい。
「astoronomers」(天文学者たち)は入れ替えると「moon starer」(月を見つめるもの)。ヤバい。カッコいい。ちょっと厨二くさいけど。さらに「No more stars」(もう星はたくさん)という文章にもなる。なんか天文学者のみなさんの本音が垣間見えた気がする。それとも、月ならいいけど星は嫌なのかな。そんなこと言わずに星も見つめてあげてほしい。
学生寮を意味する「dormitory」は入れ替えると「dirty room」。汚い部屋。ちゃんと綺麗に使ってる学生にとっては不本意な話。部屋が汚い学生だった僕は耳が痛くてたまらないけどね。ちなみに社会人になった今でも部屋は汚いよ。救いようがないね。こんな大人になっちゃダメだよ。
そんな救いようのない僕でも、ひつまぶし食べたら元気になって部屋の掃除も仕事も捗る気がする。そうだよね?みんなだってきっとそうだ。
というわけで、今僕に必要なのは気前よくひつまぶしを奢ってくれる上司だ。
上司!ひつまぶし奢ってください上司~!
【アクセス】
「いば昇」
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目13−22
電話:052-951-1166
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