なぜ人は山に登るのか。
そこに山があるからである。
登山とは、過酷な自然に対峙する非常に危険なスポーツである。自然を相手にするからには、ときに死と隣り合わせとなることもままある。それでも人が山に登ることをやめないのは、山の上になにか中毒性のあるヤバイものが売られているとかではない。ただ「そこに山があるから」なのだ。
遭難者続出 名古屋の「山」
名古屋で有名な山といえば、泣く子も押し黙る「喫茶マウンテン」。名古屋市内の大学生をはじめとした命知らずのモノ好きどもは、こぞって「喫茶マウンテン」に足を運び、かの悪名高き甘口スパを食らう。けして美味しいからではない(※感じ方には個人差があります)。ではなぜ食べるのか。「そこにマウンテンがあるから」だ。そして毎年、おびただしい数のモノ好きが「遭難」するのである。ちなみに名物の一つである「小倉丼」。小倉あんをぜいたくに使った一品なのだが、万が一残すと「あんこがもったいない」とお店の人が烈火のごとく怒るらしいので、チャレンジする際には気を付けていただきたい。
最初に富士山に登ったのは?
概念的登山の話は置いておいて、物理的登山の話をしよう。
日本の山と言えば富士山。いまや一般的になった富士登山だが、最初に富士山に登ったのは誰だったのだろうか。日本書紀によると、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が富士山に登ったのが最初だという。木花咲耶姫は、天照大神の孫であるニニギノミコトの妻。身ごもった子供の血縁を夫に疑われた際、「天孫たるあなたの子なら、何があっても無事に生まれてくるはず」と言って産屋に火を放ち、その燃え盛る産屋の中で無事に三柱の神を産んだというなかなかにアグレッシブな逸話を持っている。雅な名前に似合わず超行動派である。おそらく、富士山くらいシュパパーっと登ってしまったに違いない。エスカレーターみたいな感じで。
そもそも山ってなに?
ところで、何m以上の山から「登山」と言っていいのだろう?
恥ずかしながら私も、公園なんかによくある小高い山にならば幼少の頃に数えきれないほど登った。なんなら社会人になった今でも、公園を見つけ次第ウキウキで登ってしまうところがある。登頂対象が公園の山であっても登山というのであれば、私は登山家なのではないだろうか。そのくらいには場数を踏んでいる自信がある。
日本一低い山として有名な宮城県の日和山は、標高3mである。たった3mの山でも「山」と認められているわけだから、公園にあるあの山も、標高だけで言えば立派に「山」なのではないだろうか。
山の定義とは何なんだろう。Wikipediaには「山(やま)とは、周囲よりも高く盛り上がった地形や場所のことを言い、平地と比べ、傾斜した地形から成る。」とある。周囲よりちょっと盛り上がってれば山なのだ。たとえ地図に載っていないような、公園の中の小さなものであろうが、だ。盛り上がりがあれば、それは山なのだ。
山は、私たちの心の中にあるのだ。
【アクセス】
「焼き鳥とりっぱ 伏見店」
住所:愛知県名古屋市中区栄2丁目1−15 DCC 伏見 ビル 2F
HP:http://www.dcreate.co.jp/torippa/
電話:052-204-1222
営業時間:11時30分~14時00分 17時00分~0時00分
土曜日 17時00分~0時00分 日曜定休
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